2006年 05月 24日
下北問題 最大の山場が目前に |
まずは23日における次のドキュメント本企画の打ち合わせのことから。
知人の紹介で、ある人物(ミュージシャンではありません)のドキュメントの筆者を探しているという話に応募したところ、複数のライターと直接会って話をしてから企画を進めたいということでミーティングに。
そこでお逢いした出版元の社長さんのキャラクターがとてもステキで、
しかもその場にいらしたもうひとりのライターさんが、
LADY JANEの大木さんの親友だという偶然が発覚。
本来だったら競合相手のはずの方が“Save the 下北沢”を応援してくださっている
ということからすっかり打ち解けてしまい、さっそくマイミク!
近視眼的なスパンで仕事を奪い合うのではなく、
長い時間をかけてゆるやかに価値観で連携していけそうな仲間を得るという楽しい出逢いの場に変わってしまうという偶然に驚いた。
そしてその下北問題は、今週金曜の26日に大きな山場を迎える。
世田谷区による下北沢の地区計画の説明会が、
午後7時からタウンホールで行われるのである。
これはどういうことかというと
54号線という新規道路の事業認可が、遅れているにもかかわらず、
その道路建設を前提にした街並み全体の計画を
先に推し進めようというムチャクチャな話。
この場でどれくらいまっとうな意見があげられるかどうかが、分岐点となりそうだ。
これに先だって伝わってきた話もいろいろとあるので、簡単にご紹介したい。
まず世田谷二丁目において、地権者自らが地区計画を定めようという動きに対して世田谷区が拒否しようとしているという話。
0.9ヘクタールにおよぶ面積の権利者たち(総数70名)の内、63名(90%)の同意をもって、その地区における建物の絶対高さ制限(10m)を設けようというもの。
土地の権利を持っている方々が、環境に配慮するという合意で、自分たちの権利も放棄し、より厳しい制限をつくろうという高い志にもとずく提案を、区が拒もうと言うのだ。
区が拒否しようとしている理由は以下の3つ。
1.地区内には「近隣商業地域」が含まれており、10mの制限を設けることと地区の性格に整合性がとれない
2.高さ10mにするという制限だけでは、地区環境を保全できるといえず、不十分
3.地区計画内に紛争中の物件があり、提案を推進すれば行政の中立性が担保できない
今まで、“Save the 下北沢”の動きに対して、地権者の意見が云々というものいいが寄せられることもあったけれど、なんのことはない、世田谷二丁目で地権者の90%が声をあげても、区はその意見を受け入れたがらないのだ。
なんか独裁国家みたいですね。
こんな振る舞いをしておいて、区長は次の選挙で当選できると思ってるのだろうか?
そしてもうひとつ、こちらはまっとうな話。
23日に行われた区都市計画審議会において、新規道路54号線についても地区計画についても、委員から区に対して進め方の問題が指摘されたというニュースである。
http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/tokyo/060524/kiji03.html
まぁそもそものスジからすると、
23日に都市計画審議会、
直後の26日に地区計画の説明会という日程の組み立て方からも、
行政が描いたヴィジョンに審議会はうなずくだけでよい、
とでもいいたげな不誠実さが感じられるが、
都市計画審議会の方々は、区の手先ではなく、いうべきことをきちんと言ってのけた。
なお、議事録は下北沢フォーラムのホームページ
http://shimokitazawa-forum.net/
で読むことができます。
興味がある人にとっては驚愕の大スペクタクル!
これを受けて26日の午後7時、タウンホールにおける説明会で、
世田谷区はいったいどういう態度をとるのだろう?
はっきり言って見ものです。
ひとりでも多くの方が注目していただけることを期待します。
現場にいらしてくださる方とは濃密な時間をすごすことになるでしょう。
興味はあるけれど、どうしよう?
という方は、とりあえず
“Save the 下北沢”の
http://www.stsk.net/
あるいは僕に連絡を!
人それぞれのスタンスを活かした無理のない関わり方で連携してまいりましょう!
幸せになるために生まれてきたんだから、ネ?
知人の紹介で、ある人物(ミュージシャンではありません)のドキュメントの筆者を探しているという話に応募したところ、複数のライターと直接会って話をしてから企画を進めたいということでミーティングに。
そこでお逢いした出版元の社長さんのキャラクターがとてもステキで、
しかもその場にいらしたもうひとりのライターさんが、
LADY JANEの大木さんの親友だという偶然が発覚。
本来だったら競合相手のはずの方が“Save the 下北沢”を応援してくださっている
ということからすっかり打ち解けてしまい、さっそくマイミク!
近視眼的なスパンで仕事を奪い合うのではなく、
長い時間をかけてゆるやかに価値観で連携していけそうな仲間を得るという楽しい出逢いの場に変わってしまうという偶然に驚いた。
そしてその下北問題は、今週金曜の26日に大きな山場を迎える。
世田谷区による下北沢の地区計画の説明会が、
午後7時からタウンホールで行われるのである。
これはどういうことかというと
54号線という新規道路の事業認可が、遅れているにもかかわらず、
その道路建設を前提にした街並み全体の計画を
先に推し進めようというムチャクチャな話。
この場でどれくらいまっとうな意見があげられるかどうかが、分岐点となりそうだ。
これに先だって伝わってきた話もいろいろとあるので、簡単にご紹介したい。
まず世田谷二丁目において、地権者自らが地区計画を定めようという動きに対して世田谷区が拒否しようとしているという話。
0.9ヘクタールにおよぶ面積の権利者たち(総数70名)の内、63名(90%)の同意をもって、その地区における建物の絶対高さ制限(10m)を設けようというもの。
土地の権利を持っている方々が、環境に配慮するという合意で、自分たちの権利も放棄し、より厳しい制限をつくろうという高い志にもとずく提案を、区が拒もうと言うのだ。
区が拒否しようとしている理由は以下の3つ。
1.地区内には「近隣商業地域」が含まれており、10mの制限を設けることと地区の性格に整合性がとれない
2.高さ10mにするという制限だけでは、地区環境を保全できるといえず、不十分
3.地区計画内に紛争中の物件があり、提案を推進すれば行政の中立性が担保できない
今まで、“Save the 下北沢”の動きに対して、地権者の意見が云々というものいいが寄せられることもあったけれど、なんのことはない、世田谷二丁目で地権者の90%が声をあげても、区はその意見を受け入れたがらないのだ。
なんか独裁国家みたいですね。
こんな振る舞いをしておいて、区長は次の選挙で当選できると思ってるのだろうか?
そしてもうひとつ、こちらはまっとうな話。
23日に行われた区都市計画審議会において、新規道路54号線についても地区計画についても、委員から区に対して進め方の問題が指摘されたというニュースである。
http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/tokyo/060524/kiji03.html
まぁそもそものスジからすると、
23日に都市計画審議会、
直後の26日に地区計画の説明会という日程の組み立て方からも、
行政が描いたヴィジョンに審議会はうなずくだけでよい、
とでもいいたげな不誠実さが感じられるが、
都市計画審議会の方々は、区の手先ではなく、いうべきことをきちんと言ってのけた。
なお、議事録は下北沢フォーラムのホームページ
http://shimokitazawa-forum.net/
で読むことができます。
興味がある人にとっては驚愕の大スペクタクル!
これを受けて26日の午後7時、タウンホールにおける説明会で、
世田谷区はいったいどういう態度をとるのだろう?
はっきり言って見ものです。
ひとりでも多くの方が注目していただけることを期待します。
現場にいらしてくださる方とは濃密な時間をすごすことになるでしょう。
興味はあるけれど、どうしよう?
という方は、とりあえず
“Save the 下北沢”の
http://www.stsk.net/
あるいは僕に連絡を!
人それぞれのスタンスを活かした無理のない関わり方で連携してまいりましょう!
幸せになるために生まれてきたんだから、ネ?
by shida-a
| 2006-05-24 17:12
| Save the 下北沢