2009年 04月 20日
映像を撮って生きる生き物 想田和弘インタヴュー |
3月17日のブログで書いたドキュメンタリー映画「精神」の想田和弘監督にインタヴュー。
取材にこぎつけるまでには、かなりの労力を必要としたが、実現できたぶん、喜びも大きい。
前作「選挙」、自作「演劇」の話も交えつつ、彼がドキュメンタリーを撮る姿勢を掘り下げていった。
客観報道といった幻想をいっさい持っていない彼の発想に、大きく共感。
特に印象的だったのは、精神科の診療所の患者さんの撮影のセッティングに貢献した彼の奥さんが、精神的な不調を訴え、彼女自身が診療を受けようとした時に、彼はカメラを持ち込み、それを奥さんから怒鳴りつけられた時のエピソード。
映画を撮影する生き物に徹するということは、時として家庭人としてのひんしゅくを買う。
脳の使い方が映像を撮る生き物として特化している者の凄みを感じた。
記事はスタジオボイス6月発売号に掲載予定。
釜山国際映画祭とドバイ国際映画祭で、それぞれ最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。
6月から全国で順次ロードショー。
取材にこぎつけるまでには、かなりの労力を必要としたが、実現できたぶん、喜びも大きい。
前作「選挙」、自作「演劇」の話も交えつつ、彼がドキュメンタリーを撮る姿勢を掘り下げていった。
客観報道といった幻想をいっさい持っていない彼の発想に、大きく共感。
特に印象的だったのは、精神科の診療所の患者さんの撮影のセッティングに貢献した彼の奥さんが、精神的な不調を訴え、彼女自身が診療を受けようとした時に、彼はカメラを持ち込み、それを奥さんから怒鳴りつけられた時のエピソード。
映画を撮影する生き物に徹するということは、時として家庭人としてのひんしゅくを買う。
脳の使い方が映像を撮る生き物として特化している者の凄みを感じた。
記事はスタジオボイス6月発売号に掲載予定。
釜山国際映画祭とドバイ国際映画祭で、それぞれ最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。
6月から全国で順次ロードショー。
by shida-a
| 2009-04-20 01:54
| 映画