2007年 08月 04日
「となり町戦争」連続上映スタート! |
シネマアートン下北沢での映画「となり町戦争」連続上映初日。上映終了後のトーク・ゲストは渡辺謙作監督と小林麻子さん。その司会を僕が務めさせてもらった。
渡辺謙作監督と小林麻子さんが到着するまで、スクリーンを見ていると、
行政による説明会の場面などでは、やはりこみあげてくるものがあった。
下北沢の再開発の進め方をはじめ、昨年から始まったバイクの路上駐車の取り締まりなど、生活に突如飛び込んでくる行政の仕打ちへの悔しさを、この作品が代弁してくれているような気分になってしまうのだ。
僕は特に脚本のセンスに反応したのだが、
それは主に監督が原作に対して批評的に取り組もうとするスタンスから生まれたものであることは確認できて、嬉しかった。
ただし、ふだん行っているインタヴューなら、
直のコミュニケーションで共感の幅を広げていけば良いのだが、
トーク・ショーは当然来場者に対してのエンタテイメントなので、
どこで盛り上げて切り上げるかと見極めるのには、少々苦労した。
渡辺謙作監督と小林麻子さん、そして客席にいたゾロりんさんの機転に助けられた部分も多かったと思う。
おかげでイヴェントとしては、なかなか良いものになった気がしている。
また僕は対行政という文脈に強く反応したけれど、
この作品は戦争映画としてのメッセージ性も鮮やかで、来場者の中にはそちらの文脈で反応して、プログラム終了後、「もう一度見に来ます」と、監督に熱っぽく語りかける人の姿もあったことをお伝えしておきたい。
この企画については7月3日の日記で
「LADY JANEの大木さん、シネマアートンの岩本さんとの連携により、シネマアートンの興行として大木さんが企画する戦争映画特集の一部として実現しました。“Save the 下北沢”はそれをバックアップする企画となっています」
と書いたが、「とにかくこの映画を下北沢の人に見せたい」という僕の闇雲な気持ちを、大木さんと岩本さんがくんでいただいくことで実現した。
ご来場いただいたみなさまをはじめ、大木さん、岩本さん、渡辺謙作監督と小林麻子さんにも、改めてこの場を借りてお礼を申し上げておきたい。
ちなみにこの上映は毎日17時40分上映開始で10日まで続きます。
まだご覧になっていない方は、ぜひぜひこの機会に足を運んで下さるようお願いします!
渡辺謙作監督と小林麻子さんが到着するまで、スクリーンを見ていると、
行政による説明会の場面などでは、やはりこみあげてくるものがあった。
下北沢の再開発の進め方をはじめ、昨年から始まったバイクの路上駐車の取り締まりなど、生活に突如飛び込んでくる行政の仕打ちへの悔しさを、この作品が代弁してくれているような気分になってしまうのだ。
僕は特に脚本のセンスに反応したのだが、
それは主に監督が原作に対して批評的に取り組もうとするスタンスから生まれたものであることは確認できて、嬉しかった。
ただし、ふだん行っているインタヴューなら、
直のコミュニケーションで共感の幅を広げていけば良いのだが、
トーク・ショーは当然来場者に対してのエンタテイメントなので、
どこで盛り上げて切り上げるかと見極めるのには、少々苦労した。
渡辺謙作監督と小林麻子さん、そして客席にいたゾロりんさんの機転に助けられた部分も多かったと思う。
おかげでイヴェントとしては、なかなか良いものになった気がしている。
また僕は対行政という文脈に強く反応したけれど、
この作品は戦争映画としてのメッセージ性も鮮やかで、来場者の中にはそちらの文脈で反応して、プログラム終了後、「もう一度見に来ます」と、監督に熱っぽく語りかける人の姿もあったことをお伝えしておきたい。
この企画については7月3日の日記で
「LADY JANEの大木さん、シネマアートンの岩本さんとの連携により、シネマアートンの興行として大木さんが企画する戦争映画特集の一部として実現しました。“Save the 下北沢”はそれをバックアップする企画となっています」
と書いたが、「とにかくこの映画を下北沢の人に見せたい」という僕の闇雲な気持ちを、大木さんと岩本さんがくんでいただいくことで実現した。
ご来場いただいたみなさまをはじめ、大木さん、岩本さん、渡辺謙作監督と小林麻子さんにも、改めてこの場を借りてお礼を申し上げておきたい。
ちなみにこの上映は毎日17時40分上映開始で10日まで続きます。
まだご覧になっていない方は、ぜひぜひこの機会に足を運んで下さるようお願いします!
by shida-a
| 2007-08-04 02:13
| Save the 下北沢