2007年 06月 24日
LET'S BE HAPPY WHILE WE'RE HERE |
下北沢の中でも最も濃厚に戦後の名残を残す駅前市場。
その最深部にある“らぶきょう”は、地元の飲み仲間の溜まり場でもある。
先日も通りかかると、QREがいて、しっかり引っかかってしまった。
深夜のポスティングを終えた後の、なごみのひとときだ。
すると店の奥から“Save the 下北沢”の話を聞きたいという人が現れた。
ちょっと緊張した面もち。
小田急から地下化工事を依託されている建設会社に務める彼は、
僕らが地下化にも反対しているのだと勘違いしていたらしい。
そこで「地下化により踏み切りが無くなることは大歓迎」
「でもそれとセットになった道路には反対」
「防災のためにも地下化で生まれる跡地を有効活用すべき」などと説明すると、
急に打ち解け、携帯を取り出して、お子さんの写真を見せてくれた。
生まれてちょうど半年。
本当だったら少しでも長く子どもと過ごしたいに違いない。
そんな気持ちを秘めながらも、懸命に仕事に取り組むうち、
下北沢の現場にやってきた彼は、すっかり“らぶきょう”が気に入ってしまい、
無粋な工事のフェンスが店の雰囲気を壊すのを嫌がる店主のリクエストに応え、
木の板でフェンスを覆う処置をしてくれたとのこと。
そんな彼に「地下化には賛成ですが、急行から各駅停車への乗り換えが、同じフロアでできない構造になっているのは不満です。工事現場で働く方だって、利用者に喜ばれたいと思って、頑張っていらっしゃいますよね?」と言ったら、
「あなたに会えて良かった!」と喜んでくれ、お酒までおごってくれた。
駅前の整備と同時に、この駅前市場も大きく変貌する。
だが“らぶきょう”は、さっそくこの板を利用して、ミニ写真展などを行っている。
写真展当日、その準備に立ち会ったら、これまで見過ごしていた店の看板に書かれた文字が、強烈なメッセージとして突き刺さってきた。
LET'S BE HAPPY WHILE WE'RE HERE
(俺達がここに居続ける限り、ずっと幸せでいようぜ)
その最深部にある“らぶきょう”は、地元の飲み仲間の溜まり場でもある。
先日も通りかかると、QREがいて、しっかり引っかかってしまった。
深夜のポスティングを終えた後の、なごみのひとときだ。
すると店の奥から“Save the 下北沢”の話を聞きたいという人が現れた。
ちょっと緊張した面もち。
小田急から地下化工事を依託されている建設会社に務める彼は、
僕らが地下化にも反対しているのだと勘違いしていたらしい。
そこで「地下化により踏み切りが無くなることは大歓迎」
「でもそれとセットになった道路には反対」
「防災のためにも地下化で生まれる跡地を有効活用すべき」などと説明すると、
急に打ち解け、携帯を取り出して、お子さんの写真を見せてくれた。
生まれてちょうど半年。
本当だったら少しでも長く子どもと過ごしたいに違いない。
そんな気持ちを秘めながらも、懸命に仕事に取り組むうち、
下北沢の現場にやってきた彼は、すっかり“らぶきょう”が気に入ってしまい、
無粋な工事のフェンスが店の雰囲気を壊すのを嫌がる店主のリクエストに応え、
木の板でフェンスを覆う処置をしてくれたとのこと。
そんな彼に「地下化には賛成ですが、急行から各駅停車への乗り換えが、同じフロアでできない構造になっているのは不満です。工事現場で働く方だって、利用者に喜ばれたいと思って、頑張っていらっしゃいますよね?」と言ったら、
「あなたに会えて良かった!」と喜んでくれ、お酒までおごってくれた。
駅前の整備と同時に、この駅前市場も大きく変貌する。
だが“らぶきょう”は、さっそくこの板を利用して、ミニ写真展などを行っている。
写真展当日、その準備に立ち会ったら、これまで見過ごしていた店の看板に書かれた文字が、強烈なメッセージとして突き刺さってきた。
LET'S BE HAPPY WHILE WE'RE HERE
(俺達がここに居続ける限り、ずっと幸せでいようぜ)
by shida-a
| 2007-06-24 12:31
| Save the 下北沢