2005年 09月 22日
こだま和文 |
代官山UNITにて、こだま和文 DUB STATION BANDの初ワンマン。
ストイックな佇まいは相変わらずながら、
バンド編成のためか、ものすごくアグレッシヴな印象。
緊張感のあるビートは、シャープというのを通り越して
ナイフでざくざく刻まれているような気分にさせられる。
普段だと穏やかな親指ピアノもエフェクトをかまして、
爆弾が次々と炸裂するかのような強烈なものに。
死生観、宇宙観、倫理観を提示する語りは、
一歩踏み越えると宗教的になりがちなところだが、
こだまは観念を押しつけるのではなく、
あくまでもオブジェを突きつけるような冷静さを持ちつつ、
哀しげかつ凶暴な音響を提示する。
珍しくこだま本人のヴォーカルも多かったが、語りも含めてズタボロの説得力。
どうしても江戸アケミを思い出してしまう。
あまりにも孤独な音楽であるにもかかわらず、
本人はいたってゴキゲンのようだ。
とにかくクールな頭脳とホットな肉体の振り切れ方が半端じゃない。
救いなんて求めるのをやめて、
轟く低音に揺れる体と流れ落ちる汗の感触に委ねたくなる。
身を浸しているうちに虚飾と無縁の清々しさに包まれた。
ストイックな佇まいは相変わらずながら、
バンド編成のためか、ものすごくアグレッシヴな印象。
緊張感のあるビートは、シャープというのを通り越して
ナイフでざくざく刻まれているような気分にさせられる。
普段だと穏やかな親指ピアノもエフェクトをかまして、
爆弾が次々と炸裂するかのような強烈なものに。
死生観、宇宙観、倫理観を提示する語りは、
一歩踏み越えると宗教的になりがちなところだが、
こだまは観念を押しつけるのではなく、
あくまでもオブジェを突きつけるような冷静さを持ちつつ、
哀しげかつ凶暴な音響を提示する。
珍しくこだま本人のヴォーカルも多かったが、語りも含めてズタボロの説得力。
どうしても江戸アケミを思い出してしまう。
あまりにも孤独な音楽であるにもかかわらず、
本人はいたってゴキゲンのようだ。
とにかくクールな頭脳とホットな肉体の振り切れ方が半端じゃない。
救いなんて求めるのをやめて、
轟く低音に揺れる体と流れ落ちる汗の感触に委ねたくなる。
身を浸しているうちに虚飾と無縁の清々しさに包まれた。
by shida-a
| 2005-09-22 02:15
| ライヴ